【留学レポート】トビタテ!留学JAPAN マーセッド短期研修
長野県・佐久長聖高校に在籍する山下さんが、トビタテ!留学JAPANを通して、カリフォルニア州マーセッドへ短期留学をしました。
山下さんは2021年度のトビタテ!留学JAPANに応募し、見事奨学金獲得を勝ち取ったものの、コロナウィルスの影響により留学が見送られていました。先日、米国の渡航レベルも下がり、ついにマーセッドカレッジへの短期研修が実現しました。
山下さんは将来、宇宙飛行士になるという目標を持っており、トビタテ!留学JAPANに申請した留学計画書でも宇宙系施設への訪問や関係者へのインタビューを目標にしていました。本記事では彼がマーセッドで過ごした3週間を紹介します。
語学研修
研修の多くの時間を占めたのは毎日実施される語学研修でした。
マーセッドカレッジ付属の語学学校では週に18時間TOEFL受験対策の授業が行われます。授業は文法、リーディング、リスニングに分けられ、それぞれ現地のネイティブスピーカーの講師陣による授業が展開されています。
また、勉強だけでなく、地元の人々との交流やフィールドトリップもあり、山下さんの通学期間には、クラス全員でヨセミテ国立公園へフィールドトリップへ行く機会がありました。
ホストファミリーとの生活
マーセッドに滞在中は大学近くのホストファミリー宅で生活をしました。ホストマザーと高校生のホストブラザーとの生活を通して、アメリカの文化を肌で感じることができました。
休日には近郊都市へ連れて行ってくれたり、日本文化である書道を紹介したりと有意義な時間を過ごすことができました。
日本とは違う文化や環境で、他者を思いやりながら生活していくことが非常に刺激的で学びの多い日々だったようです。
宇宙施設訪問&教授へのインタビュー
今回の研修の大きな目的は一番興味のある宇宙関連の知見を広めることでした。将来、宇宙飛行士を目指す山下さんにとって貴重な時間となりました。
週末にオークランドやサンフランシスコへ訪問し、NASA関連の施設を訪問しました。実際に人類が月面着陸した際の宇宙服や石などがあり、本人も終始興奮した様子でした。
また、マーセッドカレッジの天文学教授にも協力いただき宇宙や天文学に関する質問もしました。
教授は山下さんの質問にはもちろんのこと、NASAで働くために必要なことや心構えなどを教えてくださいました。
その他にも、農業体験、近郊4年制大学訪問、サンフランシスコ観光、軍用航空機見学など、現地でしかできない体験をしました。
今回の研修を終えて山下さんは「この留学を通してまだまだではありますが、国際人としての一歩を踏み出せたかなと思っています。一人で海外に行くことなんて初めてでしたし当然不安もありました。ですが、コンフォートゾーンを抜け出し、未知の領域に自ら進んでいくことによって自身がついたり好奇心に踊らされる、今までみることもなかった自分を知れたなどメリットしかありませんでした。この経験がこの先の未来でどのように活きてくるかとても楽しみです。」と話してくれました。
コロナウィルスの影響で予定よりも留学時期が遅れたり、感染対策や規制などがあったりと、イレギュラーにも臨機応変に対応しながらの3週間の短期留学でした。
3週間で英語力が飛躍的に伸びたりするということはありませんが、山下さんも含めて多くの学生がこのような短期研修を通して将来の留学を視野に入れ始めます。
そして、帰国後のモチベーションや学習意欲が向上し、その後もっとたくさんの目標や挑戦したいことが見つかり、中長期の留学を目指していくことがあります。
山下さんが今回の研修を今後の成長へと繋げて、どんどんとグローバルな感覚を持ちながら前へ進んでいってくれることに期待しています。
弊社では色々な留学の形をサポートしています。
ご興味のある方はお問い合わせページよりご連絡ください。
“【留学レポート】トビタテ!留学JAPAN マーセッド短期研修” に対して1件のコメントがあります。
コメントは受け付けていません。