北カリフォルニア短期研修プログラム 成果発表会

Y.E.S.グループではアメリカ現地オフィスと日本オフィスからのサポートを基盤に、海外留学を学生たちの最大の成長機会の一つと捉え、2018年から北カリフォルニア短期研修プログラム「Global Elite Program(以下:GEP)」という研修プログラムを実施しています。

GEPとは、将来の海外での修学(国内大学進学後の留学等含む)や就職を見据え、提携校マーセッドカレッジへの留学や現地でのホームステイ、様々な研修を通じて、異文化体験・異文化適応力を養うと同時に、自立心・自律心を養い、自学力を身につけるためのプログラムです。
このプログラムは、単に海外の空気を味わって「楽しかった」で終わってしまうような海外旅行の延長線上にあるプログラムではなく、参加した生徒たちが大きな刺激と経験を得ることにより、自己成長および自己実現への道しるべとなることを目標として実施されています。

GEPでは渡航前からの数回にわたるオンラインでの事前研修があり、アメリカに渡航しサンノゼ視察、サンフランシスコ視察、語学研修、ボランティア参加、現地高校生との交流、大学見学、ヨセミテ国立公園視察などを中心に研修を受けます(内容は参加時期や期間、現地の受け入れ状況により変動あり)。
そして日本へ帰国後、別時期にもGEPに参加した他校の生徒と合同の成果発表会に参加し、お互いの学びを共有し合うことでプログラムが完結します。

2023年12月15日、2023年度の成果発表会を東京・虎ノ門で行いました。
今回成果発表会に参加したのは、
佐久長聖高等学校(長野県)
海部高等学校(徳島県)
姫路女学院高等学校(兵庫県)
長野俊英高等学校(長野県)
の生徒たちです。

参加生徒は午前中に虎ノ門に集合しました。
その理由は海外で学びを得て帰ってきて、改めて日本人として自国に目を向け、さらに学びを深めるという目的で成果発表会の前に国会議事堂見学が組み込まれているためです。

国会議事堂の参観をし、どのような場所で普段議論が行われ様々な政策が決まっていくかなど、改めて勉強をさせて頂きました。

また、普段はなかなか足を踏み入れることのできない議員会館にも入れさせてただき、さらに議員会館内の食堂で昼食もとらせていただきました。

その後、政策会議室に移動し、そこではお忙しい中、
デジタル大臣 河野 太郎氏
内閣府副大臣 井林 辰憲氏
農林水産委員長 滝波宏文氏
が参加生の為に顔を出してくださいました。
グローバルに関する考えや、質疑にお答えいただく機会もあり、自国を支える方々からお話を聞かせていただく非常にありがたい経験ができました。

昼過ぎにはY.E.S JAPANオフィスまで戻ってきて、GEPの成果発表会を行いました。

各校が持ち時間の中でプレゼンを行い、研修前に志した目標をどのように達成したのか、研修中にどんなことを学んだのか、予期せぬ事態や苦労したこと、新たな発見や感動したことなど、同じプログラムに参加しながらもそれぞれ別の経験と学びがあり、様々な視点からの発表がありました。
同世代のお互いの成果を発表し合うことで、帰国後でもさらに留学の学びを深めることができた時間でした。

また、ゲストには現役大学生や世界で活躍する社会人の方々にいらしていただき、各校の発表のフィードバックやアドバイスなども聞かせていただきまました。
海外経験、社会経験を重ねたゲストの方々から一つ一つ重みのある言葉を受け、参加生たちはまた新たに刺激を受けていた様子でした。

研修での学びと経験を将来どのように生かしていきたいのか、将来はどのような方向に進んでいきたいのか、社会にどう貢献していくべきなのか。
このプログラムを通してより明確になった未来に目を向けながら、この成果発表会を通して自分自身と再度向き合い、改めて個々の学びを言語化することで、一人ひとりの次のステップに繋げることができました。

日本の各地から集まった生徒が、学びを次につなげることのできる成果発表会となりました。
今回参加した生徒たちの活躍と飛躍がとても楽しみです。

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